ピラティスの発祥とピラティスの種類!

女性の美容と健康に注目されているピラティスですが、「ヨガと似ているような似てないような」と、まだまだ知らないことが沢山。そんなピラティスの疑問を徹底解剖!
ピラティスの発祥とピラティスの種類!

ピラティスとは

解剖学を重視したエクササイズだから効果はバツグン!
ハリウッドセレブはもちろん、プロゴルファーや野球選手などのトップアスリートもピラティスをトレーニングに取り入れるなど、解剖学からなるその合理的なフィジカルエクササイズが高い評価を受けているピラティス。

ピラティスとは、ドイツ人ジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズ。ヨガや太極拳などのエッセンスを取り入れ、1900年初頭に考案されました。もともと、リハビリのために開発されたプログラムなので、余計な負担をかけずに体を整えることができるのが特徴です。

ピラティスの効果として高い評価を得ているのが、コアマッスル(やインナーマッスル)と呼ばれる深層筋に対するアプローチ。パソコンと運動不足で肩こり・腰痛に悩まされる私たちが、気になる「ネコ背」や「骨盤のゆがみ」を正常(ニュートラル)な状態へと導いてくれます。
 

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ヨガとピラティスの違い

生徒さんからよく、「ヨガとピラティスの違いってなんですか?」という質問をいただきます。J・ピラティス氏がエクササイズを開発する際にヨガや太極拳を取り入れたため、「ピラティスとヨガは同じようなもの」と認識されているケースも多々見受けられます。しかし、実際に両方を体験してみると、その大きな違いに驚く人がほとんど。

ヨガとピラティスは、呼吸法の違いにより体の使われ方が大きく異ってきます。また、ヨガはポーズ(静止)をとりますが、ピラティスはつねに体を動かしているので、トレーニング的な要素の強い動きが多くあります。


大きく分けて2つあるピラティスの種類

ピラティスには、大きく分けて2種類のピラティスがあります。マットの上で行う「マットピラティス」と、ピラティス専用の器具(マシーン)を使って行う「イクイップメントピラティス」です。

ピラティスの特徴は、深層部にある筋肉や関節へ働きかけること。そのため、初心者でも上級者と同じ効果を得られるよう、各種エクササイズ専用のサポート道具や、ピラティス専用の器具(マシーン)を使って行うことがあります。

日本では、マットピラティスはグループ、イクイップメントピラティスはパーソナルで行われることが多いです。


■ マットピラティス
リハビリのために開発されたピラティスはベッドの上で行われていたこともあり、マット1枚分のスペースがあればどこでも行えます。バランスボールやソフトボール、ボックスやバンドなどの各種エクササイズツールを用いてエクササイズを行うことで、運動が苦手だったり、自信がない人でも体に余計な負担をかけずに行うことが可能です。


■ イクイップメントピラティス
負傷した兵士のためベット上でも行えるよう考案されたピラティス。ベッドの柱やマットレス、スプリングなどを使うことでより効果のあるエクササイズが行えるよう指導していた中で、ピラティス専用の各種器具(イクイップメント)やマシーンが考案されました。

スプリングやバー、ストラップなどを取り付けたピラティス専用の各種マシーンは、マットでエクササイズ行うときより負荷を高めたり弱くすることが可能になり、ケガや体のトラブル、加齢などでも不安なく効果的なエクササイズが行えます。 
 

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